こんにちは!
スタートプログラミング代表の佐々木です。
おかげさまで当プログラミングスクールも開校して2年以上運営しておりますが、日々の教育に四苦八苦しながらも生徒たちの成長が目に見えて実感できるようになってきました。
生徒の中には学校で自ら「プログラミング部」を立ち上げて、そのホームページを自分で作っているようなツワモノも (^^)
そんな中、ご縁あって熊野町立熊野第一小学校の校長先生から、2020年のプログラミング義務教育化に向けて、小学校の先生方にプログラミング教育のあり方とプログラミングを体験する研修を行って欲しいとご依頼があり、研修を行ってきましたのでレポートします。
プログラミング教育が義務教育化する背景
研修は職員室で行うこととなり、約30名の先生を集めて行われました。
数年前からテレビ番組でプログラミング教育が放映されたり、民間事業者のプログラミング教育事業がなぜ始まったか?など、プログラミングがなぜ必要とされてきているのかを解説し、これからのプログラミング教育の必要性をお伝えしました。
政府から2020年を目処に学校教育にプログラミング的な指導を取り入れるように通達はされているものの、先生方もまだまだこれから学んでいこうという段階で民間との温度差を感じましたが、みなさん真剣に聞いていらっしゃったのが印象的でした。
研修の途中には、ホームページを作るためのプログラミング言語(HTML)を使って、実際のプログラミングを実演。
実際のスタートプログラミングのホームページの数千行のプログラムなどもお見せすると少し困惑した様子でしたが、学校教育ではプログラムを書くスキルではなくプログラミング的思考(ロジカル)なところを子供達に指導すべきだとお伝えしたところ、安心した様子でした。
プログラミング体験
スタートプログラミングでも教育カリキュラムに取り入れている、MIT(マサチューセッツ工科大学)が提供するScratch(スクラッチ)を使ったプログラミングを先生方に体験いただきました。
上から落ちてくるりんごをネコがキャッチするという非常にシンプルな作品をテーマに、先生全員でScratchを体験。
一つ一つのプログラムはシンプルでも、プログラムの組み合わせで複雑な動きを作れるということや、プログラムは順番通りにしか実行されないことをご理解いただきながら、プログラミングの概念を掴んでいただきました。
みなさん最初は見よう見まねでプログラムを組み合わせていたものの、ツールの使い方や概念が理解できると、自分でアレンジして楽しみながら体験いただいていたと思います。
まとめ
一通りプログラミングを体験いただき概念を少し理解いただいたところで研修終了。
今回はパソコンを使ってプログラミングを体験いただきましたが、学校教育では必ずしもパソコンを使って授業をする必要はなく、アルゴリズムを学ぶことで論理的思考を身につけたり、自分で企画しそれを発信(発表)する能力を養ったらどうかと提案させていただきました。
ITやプログラミングはあくまでも何かを実現するツールですので、ツールを使って何を表現するかが重要ですので、論理的思考能力・表現力・発想力・発信力、そういったものを生徒たちには指導して伸ばしていただればと思っています。
2020年からプログラミング教育が始まりますが、学校で教えてもらえないこと、教えられないことが当プログラミングスクールでは学べますので、気になった方は是非一度体験授業にご参加ください!